心筋梗塞の原因は動脈硬化

心筋梗塞の原因

心筋梗塞の原因(私の診断結果によると、急性冠症候群)は、冠動脈の動脈硬化(プラーク形成)を起こし、プラーク(あぶらのかたまり)が破裂することで血栓(血のかたまり)が血管内に形成され、心筋への血液の供給が途絶あるいは不十分になることにより起こるとされています。動脈硬化に関してはこちら(脂質異常症が原因の病気は?動脈硬化で心筋梗塞にも!)も参考にしてください。

これにより、心筋梗塞の直接の原因は動脈硬化であるとわかると思いますが、では、その動脈硬化が起こる原因というのはどんな理由なのでしょうか?

その原因は多岐に渡ります。喫煙や食生活などの生活習慣からくるものもあれば、糖尿病や高血圧などの他の病気から引き起こされる場合もあります。原因となる要素を列挙すると、下記のようになります。

1.高血圧
2.高コレステロール
3.喫煙
4.肥満(メタボ)
5.糖尿病(血糖値)
6.運動不足
7.遺伝
8.ストレス

ストレスが直接の原因ということはなかなかないとは思うのですが、結果的にストレスもあったねという場合はあると思っています。この動脈硬化の原因となりそうな項目で、普段から当てはまるものや、健康診断で基準値から外れているものがあったら、まずは改善していくことを心がけるのが一番ですね。

私が心筋梗塞になった原因

今回、私が心筋梗塞となった理由は2点。脂質異常症(高コレステロール症)喫煙です。これははっきりしていますし、対策をとっていなかった私が悪いと言えば悪いのですが、健康診断の結果から改善する余地はあったなぁと反省しています。禁煙はなかなかできないと思いますが、今回の私のように、本当に命の危機があればやめられると思います。。。私は当然やめました。

とりあえず私のここ数年の脂質に関する健康診断の結果を見てみます。私の診察している診療所では下記の種類の脂質について結果が出ていますが、それぞれがどういったものを指しているのかも調べてみます。

脂質について

総コレステロール
基準値140〜199mg/dlに対して私は239〜258mg/dlくらい。(過去4年。ピンチ
血液中に含まれる全てのコレステロール
(HDLコレステロールやLDLコレステロールを含む)の総量

基準値よりも高い場合は、動脈硬化が進み虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)や脳梗塞などを起こす危険性があります。主には、食べ過ぎ運動不足などによって起こりますが、糖尿病や甲状腺機能低下症やネフローゼ症候群などが原因で起こる場合もありますし、ステロイド薬を使用している場合は、その副作用として、高コレステロール血症が起こることがあります。一方、110mg/dl以下の場合は貧血、栄養不良、甲状腺機能亢進症、肝臓病などの疑いがあります。

*ちなみに、この総コレステロール値は、脂質異常症の診断基準には含まれないようです。

HDLコレステロール
基準値40〜119mg/dlに対して私は52〜60mg/dlくらい。(過去4年。良好)
善玉コレステロールと呼ばれる。
余分なコレステロールを全身の組織から肝臓へ回収する働きがある

基準値より低い場合は、総コレステロールやLDL、中性脂肪が正常でも、動脈硬化が進行し、高血圧糖尿病肝硬変虚血性心疾患などが発生しやすくなります。喫煙運動不足などで低くなることがあります。

LDLコレステロール
基準値60〜119mg/dlに対して私は170〜188mg/dlくらい。(過去4年。ピンチ
悪玉コレステロールと呼ばれる。
量が多いと動脈壁に蓄積して動脈硬化を促進させる

基準値よりも高い場合は、虚血性心疾患脳梗塞糖尿病などが起こりやすくなります。コレステロールを多く含む食品のとり過ぎが考えられます。

中性脂肪
基準値30〜149mg/dlに対して私は54〜97mg/dlくらい。(過去4年。良好)
エネルギーを体内に貯蓄するための形態。体温を保ったり、外部からの衝撃から内臓を守る役割を果たしたり、体を動かすエネルギー源として働く一方で、過度な蓄積は肥満の要因にもなっている。

血液中の中性脂肪値が基準値より高いと動脈硬化が促進され、高血圧糖尿病肝硬変虚血性心疾患の原因になることがあります。中性脂肪は特に食事との関係が深く、食べ過ぎなどによるエネルギーのとり過ぎが、中性脂肪値を上げる最大の原因。そのほか、糖尿病、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、閉塞性黄疸などで、検査値が高くなることもあります。基準値より低い場合には甲状腺機能亢進症や栄養不足などの可能性があります。

脂質についてまとめ

今までは健康診断の結果だけを見て、悪玉コレステロールが高いなぁ。下げなきゃなぁ。という感じでしかなかった。この結果が動脈硬化を起こして心筋梗塞になる可能性があるというところまで考えつかなかった。というか真剣に向き合っていなかったと言える。

今更ながら調べてまとめてみると思います。脂質って基準値から外れている場合はかなり大きな危険が潜んでいるんだなぁと。脂質異常ってだけで、動脈硬化が促進され、つまり虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)、脳梗塞糖尿病になりやすいってことですから。そしてその原因が大体、運動不足喫煙食べ過ぎ。なのです。

運動不足を解消しようと思って毎日10km走るようにした。でも、私の場合は手遅れだったようです。手術もしましたし、回復もしましたし、これからは運動不足の解消、塩分やコレステロール控えめな食事、禁煙。これが必須になります。もう二度と同じことが起こらないように。